乃木坂46 真夏の全国ツアー2017 FINAL! in 東京ドーム 2days ~前~
11/8(水)のツアーとしての大千穐楽を見させてもらいました。
グループとして初めてそのステージに立つ瞬間を見たかったので11/7を当てたかったが、そういえば神宮は1日目だけを見てて、この3シングルを跨いだ壮大なツアーの始まりと終わりを見れることに気づいて、それもまあ良きかと。
今年の夏は神宮では17th「インフルエンサー」を引っさげ、そして過去に無い"期生別ライブ"という形で幕を開けました。ツアー本編では18th「逃げ水」によって3期生の2人が真ん中に立ち、"乃木坂シアター"の名目で1期生2期生3期生の交わりを。そして最後の地、東京ドームでは19th「いつかできるから今日できる」というこの夏3つ目の体制。
ただのツアーFINALではない東京ドームという場所で見せてくれたものは"乃木坂46"でした。これまでのこと、今できること、そしてこれからのこと、その全てを真正面からぶつけられた、正攻法かつ王道のライブ。
その中でも特に印象に残った場面をいくつか。。。
「ぐるぐるカーテン」
「バレッタ」
「三番目の風」
「思い出ファースト」
事前にセトリを見た時に1期生による始まり、2期生の合流、そして3期生と繋がるのかなと思って、ぐるカーには2期生は出てないのかなと。
"2期生"ってどんなグループにとっても難しい存在だと思ってて、それは次の世代でもあれば今を築く意味もあって、年齢的にも若く、選抜にも選ばれない今の立場から自分の中では次を担う者という思いのような願望が強すぎたのでしょう。
でも、この初めての東京ドームという舞台でグループの始まりである「ぐるぐるカーテン」を1期生2期生でやる意味というのは"築いてきた側"であることを見れたような気がして。
勿論実際まだまだではあるけれども何か一つ認めてもらえた、紛れもなく乃木坂46の一員として活動してきたんだ。ここまで来た嬉しさなのか、胸を張ってそう思えない悔しさなのか、よくわからないまま「三番目の風」へ。
いろんな数字ですごいことは存分に知ってたけれども、いつの間にかこんな大きな存在になってたのか…
5万人の空気を一瞬で変えてしまうその迫力。この新しい風は確実にグループを大きくするもので、この風に負けちゃダメだが、一緒になって巻き起こしていく、むしろ風を起こす側であり続けなきゃいけないなと。
さっきのぐるぐるカーテンの感想と多少矛盾するけど、それは立場上両方あるもの。
そして「思い出ファースト」で円形のセンターステージでパフォーマンスする姿にはSSAでの初ライブの姿を重ね、初めて3期生を真正面から受け止めたような気がしました。
君と ここにいる奇跡 思い出ファースト
いつか 振り向き 最高の夏だったと…
この夏は決して最高なものではありませんでした。絶対に忘れてはいけない悔しさを刻んだ夏。それでもいつか振り向いたときに、あの夏が一つ大きくなるきっかけであったと思える日が来るのであれば、それもいいのかな。
「インフルエンサー」
最後に21人全員揃ったパフォーマンスを見れは出来ませんでしたが、この曲を選抜メンバーとして東京ドームでパフォーマンスする姿、しっかりと目に焼き付けました。
この曲が大好きだし、このメンバーが大好きです。
きっとこれからもっといろんなことがあるんだろうけど、この曲で選抜になれて、この曲と出会えてよかったって思いは変わりません。
人によっては「運営から指示されてやったものがサプライズなのか」と疑問に思う人もいたのかもしれないが、別にその文字を作ることを指示されたわけでもないのでそこは特に気になりません。
公演中、ずっと気になってた言葉が"メンバーからの「有難う」"という言葉で。
どれほどの有難うを伝えても伝えきれないのはこっちであって、メンバーだけがそれを表現できてしまうのはズルいと。
違うんだよ!有難うはこっちなんだ!
そういう思いを救ってくれたのがあの"乃木坂46 アリガトウ"の文字でした。
この場所に達成感を覚えた子、もっと前でこれを見なきゃと感じた子、これを胸に新たな場で頑張る子、きっとそれぞれ感じたものは違えど、この景色がメンバーの人生の中の一つの礎として残れば一つ感謝の意を示せたような気がしました。
最後の「きっかけ」についてはまた次回、、